マイホームを購入するために見直すべき3つの保険①
こんにちは、広報の古賀です。
以前、住宅ローンを月額いくら返済できるかが
マイホーム購入の予算に大きな影響があることをお伝えしました。
そこで今日は、マイホームを購入するために見直すべき3つの保険を
ご紹介します(o^―^o)
ローンを組む際に余計な保険に入ったままになっていると、
月々支払える額が少なくなり、予算の減額になりかねません。
予算を多く見積もりすぎて支払いに困る失敗もあれば、
予算を少なく見積もったばかりに、欲しかった土地や家を
あきらめることになる失敗もあるのです💦
保険の見直しによって月1万円を捻出することができると、
予算はなんと300万円アップできるんです。
○無駄な保険とは?
1つの家計で、保険を月に1万円払っているとします。
1万円という金額は、血相を変えるほどの数字ではないかもしれません。
しかし。。。
・1年間では12万円
・10年間では120万円
・30年間では360万円
360万円の損をするとなれば、今すぐ見直す必要が
あるのではないでしょうか💦
では、この1万円を住宅ローンの返済に充てると
どうなるのか。。。
金利を2%と仮定して
・35年ローンを29年で返済できる
・利息を145万円節約できる
いかがでしょうか?
○必要な保険は?
誰であっても「保険は必要なもの」として
保険に加入していると思います。
保険=備え
と思われがちですが、実際はどうなのでしょうか。
○「医療保険」
ファイナンシャルプランナーの方の中には
「医療保険は、まず元がとれません。
何度も入院、手術をすると、採算が合います。」
と仰る方もいます。
では、一度検証していきましょう!
仮に、入院すると1日1万円が支給される保険を、
30歳男性が月に3000円支払うとしましょう。
保障は一生涯、保険も一生支払うとすると、
全部でいくら支払うことになるのでしょうか。。。
30歳男性の平均余命は50年です。
毎月3000円を50年支払うことになります。
・ 3000円 × 12カ月 × 50年 = 180万円
このような結果になりました。
更に、30歳の男性が85歳までに入院する確率は54%で
1回の入院あたりの日数は平均で39日というデータがあるそうです。
1日1万円支給され保険に入っていたら、一回の入院で
・ 1万円 × 39日 = 39万円
また、医療保険は手術をしてもお金をもらえますね。
手術の時に、入院給付金の5倍、10倍、20倍、40倍と
手術の種類に応じてもらえるようになっています。
仮に、40倍の手術をして40万円受け取ったとしましょう。
・ 40万円 + 39万円 = 79万円
払ったお金は180万円です。
ということは、一度入院・手術をしても
約100万円はかけ捨てるということです。
高額療養費があるので、治療費の支払いは一定
健康保険の保障の中に、高額療養費というものがあります!
1カ月の治療費に、ある程度の制限を設けている制度です。
限度額は約9万円です。
つまり、1カ月入院しても治療費は約9万円程度で収まるということです。
あと、入院した時にかかる費用は食事代ですね。
これは、1食260円、1日780円と決まっているんだそうです。
残りは、入院した時に着るものや、お見舞いに来てくれた方への
お返しなどです。
ただ、家で食事をしないので、食費は減ります。
ですので、1カ月入院してかかる費用は
およそ10万円程度ということです。
では、収入は?
社会保険に入っていれば、傷病手当金という保障があります。
これは、病気やケガで仕事を4日以上休んだ場合に
給料の3分の2を1年半にわたって保障してくれるというものです。
また、有給もとれるはずです💦
つまり、有給を消化して、それでも足りなければ傷病手当金をもらう
という事になります。
ですので、サラリーマンであれば収入も確保できます。
なんとなく保険に入っていないのは不安。。。
そう思って、医療保険に加入した方もいるかもしれません。