「木の呼吸」とは?
こんにちは、広報の古賀です。
先日、お客様より
「木の呼吸って何ですか?」
というご質問を頂きました。
一般的に「呼吸」というと
酸素を吸って二酸化炭素を出す動作ですよね。
しかし…
「この家は、木材がふんだんに使われており
木が呼吸することによって、室内が快適に保たれています。」
と言った場合、この「呼吸」は調湿機能の事をさしています。
木は環境の湿度変化に応じて水分を
吸ったり、吐いたりすることによって伸縮します。
その様子を「呼吸」と比喩的に表現しており
つまり、人間と同じ「呼吸」をしているわけではないんです(o^―^o)
因みに、「快適を保つ」とはどう意味か…
皆さまの中には
「部屋に湿気がこもって、結露でカビが生えてしまい困っている💦」
という方も多いのではないでしょうか?
湿気・結露はいろんな病気の原因になります。
鉄骨・鉄筋コンクリートの家づくりでは、
梅雨時に1日中閉め切っていると、布団や衣類が湿っぽくなり
壁の中、天井の上などは結露でカビが生えてしまいます。
このことがいろんな病気の原因、
頭痛・小児喘息・アレルギー・アトピーなどの原因にも💦
ですが、木材を使用していると、1本の柱で
ビール瓶の大瓶3本分、約1.9リットルの水分を吸収します!
更に、冬に乾燥してくると
約0.3リットルの水分を放出してくれるんです♪
「木の呼吸」は、家の中の加湿・乾燥の役割果たしてくれるので
「部屋を快適に保つ」事が出来るんです(o^―^o)