重視したいこと
こんにちは、広報の古賀です。
「家づくり」を始めるにあたって
何を重視したいかは、お施主様によって異なります。
非常時持ち出し用の袋など、玄関などに置いておくスペースが欲しい。
リビングを広く取り、団欒の場所を大事にしたい。
非常時の緊急電源の確保のために、太陽光発電を取り付けたい。
風通しと、日当たりの良い家にしたい。
断熱材や自然素材の力で、夏涼しく冬暖かい快適な家にしたい。
家事動線が複雑にならないような間取りにしたい。
などなど…
本当に沢山のご希望を皆さま持っていらっしゃいます(o^―^o)
ですが、打ち合わせなどでの話をよく聞いていると
多くの方が一番に重視したいと仰るのが
「耐震性」
です。
地震による被害は、一部損壊、半壊、全壊、液状化現象による地盤被害など
エリア・土地・立地方角・構造によりその度合いは様々です💦
耐震性能が強い「家づくり」を行うために必要なことは…
まず、必ず必要なものが地盤調査と構造計算です!
地盤調査では地盤の強度をチェックし
その土地に適した設計を行います。
軟弱地盤と認められる場合は補強対策などの
適切な地盤改良を行う必要があります。
(因みに、既に何度かお伝えしている通り
佐賀は軟弱地盤で有名です💦)
構造計算では地震や風などの荷重により発生する建物の変形や応力と
それらに耐えられる構造であるかを調べます。
事前の地盤調査としっかりとした構造計算が実施されていることで
万一のときに十分な耐震性を発揮することができるんです✨
更に!
一般的に言われている「耐震技術」には3つの技術があるそうです。
①耐震構造
地震の揺れを構造体だけで受け止めて耐える構造
②制震構造
建物の壁や柱などにダンパーと呼ばれる制振装置を組み込み
地震の揺れを建物全体で吸収する構造
③免震構造
建物の基礎にゴムなどでできた免震装置を設置し
地震の揺れを足元で吸収する構造
想定される大地震発生時でも、基本的には【耐震構造】だけで
建物の倒壊・崩壊はしないようです。
しかし、室内の家具の転倒や物の落下などによる被害を
最小限にとどめることを考えるならば
【耐震構造】と併用して【制震構造】や【免震構造】を
導入することをおすすめします。
因みに坂井建設では、制震システム(ダイナコンティ)を
全棟標準装備で導入しています!
一生に一度の「家づくり」だからこそ
安心して暮らせる家じゃないと、意味がありませんよね💦
また、耐震性能に関してはプロでないと分からないことも…
だからこそ、信頼できるパートナーをしっかりと
見極める必要があります。
間取りや家の外観を考える時間に
地震への備え方についても、少し考えてみると
いいかもしれませんね(o^―^o)
(坂井建設では、現場見学も随時受け付けております。
「制震ダンパーって何?」
「どんな構造になってるの?」
など、興味のある方はお気軽にご連絡ください<(_ _)>)