大工魂ブログ
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高齢者に優しい家

こんにちは、広報の古賀です。

 

今日も、梅雨とは思えない程晴れた一日でしたね(o^―^o)

 

さて、今回は『高齢者』にとって優しい「家づくり」

についてです。

 

家を建てるのは、比較的若い世代の方が多いため

『高齢者』と言うと二世帯住宅の話だと思われがちです。

 

ですが、例えば30年後の暮らしを考えた際

やはり今とは違った生活になっているはず…。

 

その時に備えた「家づくり」のポイントを

ご紹介したいと思います😊

 

 

まず大切なのが、生活する上で障害となる物を取り除く

という点です。

 

バリアフリーの家ですね✨

 

例えば、段差や狭い廊下、そして開閉しにくい扉

などがあります!

 

特に、寝室からトイレ・浴室などの各部屋に行きやすい様

なるべく近くに配置する事も重要です。

 

また、「手すり」を設置しておくか

設置できるスペースを確保しておくと安心ですね!

 

場所別のポイント

 

① 洗面台

高さに注意してください。

立って使用するのによい高さと

車椅子の状態で使いやすい高さはかなり異なります。

 

② 浴室・脱衣所

浴槽の立ち上がり部分で足をとられ

転んでけがをする可能性がありますので

バスタブや床は滑りにくい素材を選びたいですね😊

柔らかい床は、小さなお子さんにも安心です。

また洗濯物を室内で干す際に、竿の昇降の調節ができ

ラクな姿勢で洗濯物を干すことができると良いですね。

 

③ キッチン

電磁調理器具は火を使わないので、比較的安全と言われています。

またどうしても水がこぼれる場所ですので

水に濡れても滑りにくい床材を選ぶ事もポイントです。

 

④ 玄関

足腰が弱くなると、危険なのが階段ですね。

そんな時には玄関スロープがあると安全です。

ただし、玄関スロープは意外にスペースを必要とします

なので、家作りに着手した段階から組み込んでおくか

玄関ポーチに後付けできる広さを確保しておく必要があります。

 

 

 

 

 

「家づくり」を始めると、あれもこれも…

となってしまいがちです。

 

 

バリアフリーの家もまた、コストの問題を

避けて通ることができません!

 

更に、バリアフリーと言っても、その人の状態によって

必要なものは大きく違ってきます💦

 

「今」の生活には合わない…

資金が足りない…

 

といった場合には、基本の「段差をなくす」「手すりを付ける」

といった事だけでも「家づくり」に組み込んでみては

いかがでしょうか?(o^―^o)