住宅ローンと火災保険①
こんにちは、広報の古賀です。
さて、今日は「火災保険」についてです(o^―^o)
木工事が始まると、棟上げを行い
屋根の工事や中間検査、そして断熱材の吹き付けなどが行われます。
坂井建設では、断熱材には
アップルゲートセルロース断熱が使用されていますが
この断熱材は非常に優れており
火災保険も大幅にカットされます😊
では、そもそも「火災保険」とは
どの様にして選んだらよいのでしょうか…?
住宅ローンを借りて新築する際は、
銀行から指定される条件を満たした火災保険に入ることになります。
そして、この「指定条件」は銀行ごとで違います。
一般的には加入期間10年、建物評価額以上の保険金額に
設定することが必須となります。
銀行や建築業者などから火災保険を紹介させることもありますが、
条件さえ満たせば、自分で保険会社を選んで加入してよいのです。
火災保険会社を比較すると、数万円の違いになる場合もあるので、
保険内容と保険料をよく調べましょう。
銀行からはどんなことを指定させるのか
フラット35などを提供する住宅金融指定機構の場合
火災保険の条件を以下のように定めています。
① 10年契約をして、満期時にローン返済期間が
10年以上残っていれば同等の補償内容で10年更新し
ローン返済期間10年未満の場合は残存期間以上の年数で
火災保険に契約する。
② 家財保険や地震保険の加入を指定されることはなく、
免責設定やオプションも自由に設定できる。
火災保険を選ぶ際には、銀行の条件を満たす
最低限の内容で火災保険に加入するのではなく
住宅ローンで取得して長く住む家だからこそ
補償内容は慎重に検討しましょう。
また、補償金額は建物評価額以上に設定することが
義務付けられていて、銀行によっては
火災保険の質権設定を求められる場合もあります💦
※ 火災保険の質権設定とは…
銀行が住宅ローンで融資を行う担保の一環として
火災保険の保険金請求権に対して
質権を設定することができます。
質権設定した場合、火災やその他の災害で保険金請求できるのは
質権を持つ銀行になります。
災害や事故発生時に保険金を使って修復するか建て替えをして、
その家に住み続ける場合は、
銀行から保険加入者が保険金を受け取って対処します。
質権設定のデメリットは、
質権を持つ金融機関の承認なしに
勝手に火災保険を解約できなくなります。
火災保険には、質権設定そのものができない場合もあり
銀行から質権設定を求められると
火災保険の選択肢が少なくなります。