壁紙・塗り壁の選び方
こんにちは、広報の古賀です。
雨はいったんおさまりましたが
冠水の被害などがニュースで流れてきます。
河川や土砂崩れなど、まだ危険な地域もありますね。
皆様も、十分にお気を付けくださいm(__)m
さて、今日は「壁紙・塗り壁」の選び方についてです(o^―^o)
(佐賀市S様邸木の家:珊瑚の塗り壁)
完成見学会を行うと、ご来場いただいたお客様から
ご質問をいただくことの多いのが
「壁紙・塗り壁」についてです。
どんな素材、どんな色に囲まれて生活するかは
皆さん関心の高いところですし、
それだけ目に入ってくることの多い部分なのです。
:色選びのポイント
濃い茶色・黒・紺などはモダンでおしゃれな印象で
部屋の雰囲気をグッと落ち着かせてくれます。
(佐賀市U様邸木の家:ヘルシーカラー)
寝室や書斎に使用されている方がおおいです。
反対に「白」は開放的な空間にしてくれますが
パールホワイト、オフホワイト、アイボリー、ベージュに近い白など…
様々な「白」がありますね🏡
また、部屋によって得意分野があります。
・真っ白に近い白:北側の部屋や、明るさの欲しい場所
・ベージュに近い白:リビングなど、人が長く過ごす場所
夜も明るすぎると、ホルモンの分泌が妨げられ
メラトニンの分泌が妨げられるそうです。
夜まで過ごすリビングは、壁紙の色や光量の調節できるシーリングで
明るすぎないように工夫しましょう。
:アクセントクロスを選ぶ場合
色味のある壁紙をアクセントに選ぶときのポイントは、
全体に貼るとサンプルを見た時よりも薄い印象になるので、
濃い色を選ぶ、ということです。
全体に色を用いた場合・・・淡くて優しい印象ですね。
(レバンテ)
アクセントに用いる場合は、はっきりした色を。
(佐賀市K様邸木の家)
和室に使っても◎✨
:クロスはほとんどがビニール製
ここで素材の話になりますが、布調のものや塗り壁調のものも、
クロスはほとんどがビニール製です。
※坂井建設では、ビニールクロスは使用していません。
ビニールのいいところは、色・柄の種類が豊富で
汚れが落ちやすいところです。
欠点は、「呼吸しないこと」。
そして、接着剤を使用することです。
因みに…
健康にこだわって自然素材の壁紙にしても、
貼りつける際につかう接着剤までこだわらなければ
健康にこだわる意味がなくなってしまいます。
坂井建設では、使用する糊にもこだわり
壁紙の施工の際には
100%天然素材の専用施工用でんぷん糊をご使用します🏡
:塗り壁のススメ
お勧めに、「サンゴの塗り壁」があります。
(佐賀市M様邸木の家:珊瑚の塗り壁)
私たちが暮らす日本の風土には、
湿度調節をしてくれる塗り壁が適しています。
先人の知恵ですね。
ダニやカビからも家と住む人を守ってくれます。
さらに、サンゴは多孔質でホルムアルデヒドなどの
化学物質を吸着・分解し「呼吸する」ことで
浄化された空気を排出。
自然に囲まれて生きてきた昔の人にはなかった様々な病が
現代人を蝕んでいます。
自然環境を身の回りに取り戻すのは難しくても
長い時間過ごす空間を
自然に近い形にしてあげることは可能です。
快適なうえで、さらに安全・安心な住環境づくりに
取り組んでみると、良いかもしれませんね😊