住宅ローンの基礎 ②
こんにちは、広報の古賀です。
さて、今日は昨日の続きで
「金利」についてです(o^―^o)
:住宅ローンを変動にするか固定にするかの悩みどころは?
住宅ローンを借りるときの一番気になるところは、
「総額いくら払うのか」
だと思います。
この「総額」に大きくかかわっているのが金利です。
更に金利には、変動金利と固定金利があり
それぞれに大きな違いがあります。
まず、それぞれの特徴をあげると…
変動金利
・固定金利に比べて金利が低い
・金利が変動する可能性がある
固定金利
・変動金利に比べて金利は高い
・金利は返済終了まで決まっている
ということが言えます。
:変動金利と固定金利とどちらが得か、の答えはない
変動か固定かを選ぶ際に基準にしがちなのは、
「どちらが得か」
ということだと思います。
しかし、それでは結論はでないし、後悔しかねません💦
変動にしていて金利が上がってしまえば…
「固定にしておけばよかった!」
金利があがらなければ…
「変動にしておけばよかった😢」
となるからです。
では、どういった基準でえらべばよいのでしょうか?
:変動と固定のリスクはだれが負う??
変動金利のリスクは、借り手側が負います。
市場の動きに合わせて住宅ローン金利が変動するため、
仮に金利が上がれば、必然的に金融機関の収益も上がります。
この場合、金融機関に金利変動に対するリスクはなく
そのため、金利は低く設定されます。
固定金利のリスクは、貸し手側が負います。
固定金利は、市場の金利が上がっても
住宅ローン金利は変わらないため、
金融機関は、金利の上昇による利益の増加はありません。
そのため、金融機関が金利が上昇するリスクを負うことになり
変動金利と比較すると、固定金利のほうが金利設定は高めです。
:変動金利の金利がどうなるかは、推測
フラット35のような全期間固定金利や、
借りた時点で返済終了までの金利がわかる住宅ローンであれば、
全部でいくら支払うのかを計算することは出来ます。
しかし、変動金利の場合は、
住宅ローンを支払終わってみないと支払総額がわからないため
ローンの金利をあらかじめ予測することはできません。
つまり、借りる時点で住宅ローンの支払総額は
計算できないのです💦
:なぜ「変動金利」でのシミュレーションが多いのか
その理由は、ごく簡単です。
変動金利のほうでシミュレーションを出したほうが
支払総額が安くなり、買ってもらいやすくなるからです。
変動と固定で金利が0.8%違うとしましょう。
そうすると、月々の支払額は、1万円違ってきます。
例えば、6万円台か7万円台なのか…
月々の支払い額が違えば
家を買う決断ができるかにも関わりますね💰
そのため、一般的に変動金利が使われています。
:住宅ローン、固定か、変動か決めるひとつの考え方
それは…
「借りた後も金利を気にするのかしないのか」
ただそれだけです。
「変動で返せなくなったら、借り換えをする」
「途中で固定に変える」
は、お勧めしません。
こちらは、後にお話ししたいと思います。
変動金利のメリットは、
なんといっても固定より最初の支払金額が低いことです。
金利が上がるのをびくびくして待つより、
支払が安く済んで浮いたお金を運用する!
これは積極的な解決の仕方としてお勧めします😊
金利は、ローンを組む際に特に重要です。
だからこそ
「こっちが得だよ!」
と教えてもらいたくなってしまいますね💦
ですが、大事なのは
「自分に合っているか」
で、考え決めることです。
資金計画にについて、もっと詳しく知りたい
という方は、お気軽にご相談くださいm(__)m