旗竿地の注意点
こんにちは、広報の古賀です。
土地にかけられる予算がある程度決まり、
希望の地域中心に土地を探し始めると…
「土地が無い!?」
と、驚かれることでしょう。
予想以上の難しさにめげそうになる事もあるかもしれません。
そんな時に救いに見えるのが、
坪単価が生計地よりも安い「旗竿地」です。
しかし、坪単価の安さに惹かれて購入すると
「こんなはずじゃなかった😢」
となってしまうかもしれません。
では、どんなことに気を付けると良いのでしょうか?
旗竿地は、文字通り旗竿のように細長い敷地で
道路と接続しており、その細い敷地部分は
駐車場や通路として使用することになります。
法律上は、道路に2m以上接していれば良いことになっていますが、
2mの場合、軽自動車を停めるだけで幅に余裕がなくなってしまいます。
車を複数台所有している場合は縦列駐車になるので、
出し入れが不便です。
さらに自転車も使用する場合、
車の横の通路に余裕がないと車をこすってしまう可能性も💦
また、旗竿地は奥まっている場合が多いので
日当たりが悪い場合も多く、
隣地も近い為プライバシーや騒音で
悩みが発生してしまうケースもあります。
デメリットも多い旗竿地ですが、
デメリットをしっかり理解して、
住んでから後悔の無い土地選びをすることが大切です。
土地の予算を抑えるために旗竿地を選ぶ時の注意点
旗竿地のメリットは、
やはり坪単価が周辺の土地と比べて割安になることです。
「将来に預金を残しておきたい…」
「住宅ローンの借入額が限られている💦」
など、土地の予算を抑えるために旗竿地を選ぶ場合は
以下の項目をチェックするようにしましょう😊
〇 ライフラインをチェック
新築の家を建てる時は、
近くの水道管から水を引くための配管を工事したり、
電線から電気を引き込むための工事をしたりと、
ライフラインの整備が必要になります。
旗竿地の場合…
建物が道路から離れている場所に建てる場合が多いため、
場合のよっては、この工事に費用がかさんでしまう事があるので
下調べをしておきましょう!
〇 道路の幅をチェック
旗竿地の通路部分の土地が狭いと、重機の搬入が困難となり
手作業をしなければならなくなるケースがあります。
その場合、工事費用がかえってかさんでしまいますので
事前に施工会社に確認しておきましょう。
〇 家の費用が抑えられないか
家本体に、様々な要求を叶えて行った結果
どうしても費用が抑えられないと判断されたことから、
土地の費用を抑えるという選択をする方もいらっしゃいます。
ですが、同グレードの家を希望した場合でも、
見積額は施工会社によって違います。
ハウスメーカーや工務店など、
複数の会社の話を聞いてみることをお勧めします。
別の会社で見積りを取ると、建物の費用が抑えられ
土地にかけられる金額が増えることもあるかもしれません。
土地を決める前に、施工会社に相談を
旗竿地でもお施主様の希望通りの生活が成り立つかどうかは、
「家づくり」のプロが一番良く知っています。
特殊な形状の土地が気になったら、
「この土地にはどんな家が建てられますか?」
と、施工会社に聞いてみましょう😊
坂井建設では、「家づくり」を土地探しからサポートしております。
土地選びに迷ったら、ぜひお気軽にご相談くださいm(__)m