ローンの話~事務手数料や保証料って?~ ②
こんにちは、広報の古賀です。
今日は、昨日の続きからです(o^―^o)
ネット銀行は事務手数料、大手都市銀行は保証料
また、諸費用を事務手数料だけで選んでしまっても
返済負担が大きくなってしまいます。
というのも、ネット銀行は
事務手数料という形で5万円~融資額の2.1%という
費用設定をしていますが、その分保証料は無料。
大手都市銀行は、事務手数料は3万円と定額ですが、
保証料は金利を0.2%上乗せで
約50万円~150万円ほどの費用負担になるからです。
特に保証料の負担は、
金利0.2%上乗せと一見安そうに見えますが、
返済までにかかる費用が100万円を超えることも多いため
注意が必要なのです💦
諸費用だけを考えればネット銀行の方がお得と言えます。
負担の大きいローン保証料
諸費用のなかでもっとも負担の大きいローン保証料。
ローンを返済できなくなったときに備えて、
ローン保証会社に支払うお金がローン保証料です。
マイホーム購入時にかかる諸費用の中でも
特に大きな割合を占めます。
ローン保証料は、
連帯保証人を立てずに住宅ローンの申し込みをするときに、
ローン保証会社に支払う費用です。
ローン保証料の支払い方法には、
大きく分けて一括前払い型と利息組み込み型の2つがあります。
一括前払い型は、ローン契約時に保証料をまとめて支払う方法です。
保証料は金利の0.2%。ただし、100万円以上の費用負担に
利息組み込み型は…
ローン保証料をローンの金利に組み込んで支払う方法で、
返済期間中、0.2%程度を金利に上乗せして払います。
利息組み込み型は、一時金がかからないメリットもありますが、
一括前払い型に比べて総返済額が多くなってしまうのが難点です。
結果として、
「金利の低い住宅ローンを選んだのに、
保証料が利息組み込み型で0.2%ということは、
保証料が無料のところの方が実質の金利は低くなっていた。」
ということも少なくありません💦
借入額3,000万円で35年間金利1%で借入をした場合
〇保証料無料の住宅ローンの場合=総返済額35,567,998円
〇保証料金利に0.2%の住宅ローンの場合=総返済額36,754,487円
保証料のありなしで120万円も返済額が変わってくるのです。