住宅購入時のトラブルを予想してみましょう ③
こんにちは、広報の古賀です。
今日は、「トラブル予想」の最後です(o^―^o)
古い知識に固執した作りで、耐震性が低く、冬は寒い。
注文住宅の中でも、地元の工務店で建てたときのトラブルを
想定してみました💦
工務店はたいていが木造軸組工法です。
新しい住宅について研修を積んでいない業者さんは、
悪い意味で古い方法に固執して建てる場合があります。
筋交いが少なかったり、金物を省略したりするなど、
耐震性が劣るケースもあります。
構造計算も義務ではないので、
安全性を数値などで把握することが難しくなってしまいます。
また、断熱材の使用量や取り付け方の問題で
断熱材が結露で垂れ下がり、
「冬寒く夏暑い」上に、隙間も多いので冷暖房の効きも悪いという
悪い意味での昔の家が出来上がってしまいます。
地元工務店が全てそうであるわけではありません。
きちんとした工務店は、
新しい技術を学んだ一級建築士が設計と監理をし、
構造計算書もちゃんと出てきます。
きちんと耐震等級3や次世代省エネ基準などを指定し、
対応してくれる業者を選定し、
見えないところまで数値で把握できるようにしましょう。
デザイン重視
注文住宅を設計事務所に頼むという手段もあります。
設計事務所のデザイナーは、
斬新なデザイン、吹き抜け、曲面壁面、らせん階段など、
オシャレで視覚的にお客様を満足させるような
素敵な間取りを提案してくれると思います。
しかし、吹き抜けがあるとないとでは、
あるほうがどうしても冷暖房費がかかります。
曲面壁面もオシャレですが、
場所によっては家具が置けず、
らせん階段は上り下りしずらいところもあり、
住み心地の点で言えば、
かゆいところに手が届かないかもしれません。
間取りによっては、耐震性が低くなることも多いようです。
家は、安全安心で、快適に生活するためにあります。
どこを重要視するか、メリット・デメリットも把握しておきましょう。
打ち合わせが多いのに、思い通りに出来上がらない
注文住宅は、一からお客様と家を創り上げていきます。
ですが、何事も失敗しないためには経験が必要です。
満足できる家を建てられるのは3回目であると言われますが、
3回も家を建てる人はまずいません。
また、打ち合わせを終えて決定した後になると
色などは場合によっては有償で変更することもできるでしょうが、
構造や間取りでは取返しがつきません💦
建築の専門家が家を建てる場合以外は
まずは勉強して、
家を建てる場合のあらゆる知識を装備するようにしましょう😊