使いやすく片付けやすい収納の作り方
こんにちは、広報の古賀です。
今日は、先日紹介したクローゼットの秘訣に続いて
収納スペースを作る際に気を付けたいポイントについて
ご紹介したいと思います(o^―^o)
(佐賀市K様邸木の家:玄関収納)
収納スペースをうまく活用することで
家がスッキリして気持ちがいいですね✨
ですが、見た目だけでなく
もう一つ大きなメリットが『掃除』です。
毎日の家事の中で
時間も手間もかかるのが掃除ですね🏡
掃除の手間を最大限に減らすためには、
出来るだけホコリが溜まる場所を
つくらないようにすることが大切です。
なんといっても、幅木・窓枠・カーテンレール・棚の上などに溜まった
ホコリの掃除は一番厄介ですよね💦
そして、もう一点掃除の手間を大幅にカットするために、
知っておいていただきたいことが、
出来るだけ片付けがしやすい家にするということです。
片付けがしやすく、いつもスッキリと片付いていれば、
いちいち溢れたモノをどけながら掃除機をかけたり、
拭き掃除をしたりする必要もなくなるため、
面倒くささが最大限に解消されます😊
では、片付けやすくいつもスッキリした家にしていただくためには、
一体どのようにすればいいのでしょうか?
️管理しやすい収納をつくる
『片付けやすい家』にするためには、
収納テクニックでそれを解決するのではなく、
設計によって解決するようにしなければいけません。
まず、多くの場合
奥行きが深い収納をつくろうとします。
しかしながら、奥行きが深い収納は、
実際に使える深さが約80cmあるのですが、
日用品や薬、郵便物や書類といった小物の置き場となるLDKなどに、
このような奥行きが深い収納をつくってしまうと、
場合によっては、モノの在処が分かりにくくなり、
どこに置いたか分からなくなってしまったり、
あるのに同じモノを再び買ってしまうという
事態を引き起こしやすくなります。
収納の奥の方に置いた収納ボックスなどの前の
空いたスペースにとりあえずちょっとだけモノを置いておこうと、
どんどん色んなモノを置いてしまい、
やがて奥に置いてあるものがスッカリ隠れてしまうからです💦
奥の方に片付けてしまいがちな、
ひな人形やクリスマスツリーといった季節ものを
取り出すのも一苦労ですよね。
「とりあえずちょっとだけ置いておこうか」
という時に、空いてるスペースがあると
元あった場所に戻さず、置けてしまう場所に
無意識のうちに置いてしまう、という事もあります。
これらの結果、先程お伝えしたような状態になり、
どんどんモノが増えていきそれらを置く場所がさらに必要になり、
「うちの家は収納不足だから全然片付かない!」
という負のスパイラルに陥ってしまいます💦
もちろん、モノが溢れることにより片付かないだけじゃなく、
無駄な出費を無意識のうちにしてしまっているわけなんです。
管理しやすい収納とは?
人間は単純な生き物なので複雑になればなるほど、
脳がその情報を処理出来なくなっていってしまいます。
つまりモノが増えれば増えるほど、
管理能力が追いつかなくなってしまうというわけです。
それゆえ、まず大切なことは無駄にモノが増えていってしまうような
収納をつくらないということです。
そのためには、収納を床面積で考えないようにします🏡
収納を床面積で考えてしまうと…
どんどん収納スペースばかりが増え、
どんどんモノが置けるようになり、
どんどんモノを買ってしまうからです。
また、細かいモノをしまっておくことが多い1階に、
奥行きが深い収納を余計に沢山つくることも、
片付かない家をつくってしまう大きな原因となります。
なので、プリンターやPCなど
奥行きの必要なものをおく場所は予め決めて
その分の収納だけ確保すると良いでしょう。
1階には出来るだけ1つの場所に、
全てのモノが固まるように収納を配置し
壁面を最大限に使って、
奥行きがちょうどいい棚をつくることで
最も管理しやすい収納になるのではないでしょうか?
断捨離という言葉があるように
そもそも人間は複雑になればなるほど、
どんどん管理が出来なくなってしまいます。
要らないものや使わないものは
出来るだけ捨てるようにしたり、
買わないようにしなければいけません💦
しかしながらモノを置ける場所を余計につくってしまうと、
誰しもが置けてしまうがゆえに
どんどんモノを買ってしまいます😢
家が片付けやすいかどうかは、
家の大きさや収納の多さに比例するものでは決してなく、
いかに、管理しやすい収納をつくることが出来たのか?
ということに左右されます。
なので、床面積とコストばかり上がってしまう収納をつくらず、
管理しやすい収納をつくるようにしていただければと思います😊