登記とは? ②
こんにちは、広報の古賀です。
今日は、久しぶりの晴れでしたね☀
さて今回は昨日の続き「登記」についてです(o^―^o)
・地目変更登記
家を建てるためには、
土地の種類(地目)を宅地にする必要があります。
地目にはいろんな種類があります。
(農地、雑種地、公園、山林など)
もし家を建てる土地が宅地でない場合は、
地目変更をする必要があります。
地目変更登記はその時に必要な登記です。
※もし、地目変更しようとしている土地の地域が
農業振興地域に該当していれば、
地目変更登記申請よりも前に、
その除外の申請をしなければなりません。
通称、農振除外の申請と呼ばれるものです。
申請先は、通常地域の役所内の農林課(農政係り)となります。
ただ、役所によっては農林水産課
という名称の場合もあるようです。
普通は、この農振除外の申請をして、
農業振興地域から除外されていなければ、
農地転用届や農地転用許可などの手続きも進みません。
この農振除外の申請の役所側の受付や審査については、
だいたい年数回と決まっていますので、
タイミングが悪ければ、
数か月先の受付になってしまうこともあります💦
そして、役所によっても異なりますが、
農振除外申請が受付されてから手続き完了までは、
だいたい半年~8か月くらいはかかるようです。
つまり、申請するタイミングが悪ければ
農振除外の完了までに1年前後かかってしまうことも
ありえるということです。
・建物滅失登記
現在住んでいる家を取り壊して家を建てたり、
古い建物を取り壊してその土地に家を建てるという場合は、
取り壊す建物の滅失登記をしなければなりません。
この滅失登記も、取り壊してから1カ月以内に行わないと
10万円以下の過料となっていますので、注意が必要です。
ただ、取り壊した建物が登記されていない場合は必要ありません。
登記費用の目安
建物2000万円の新築、土地1000万円、
2000万円の住宅ローンを借入の場合
【登記種類…登録免許税、司法書士等への報酬、印紙税】
・土地の所有権移転登記…15万円、4~5万円、なし
・建物の表題登記…なし、8~10万円、なし
・建物の所有権保存登記…16,800円、2万円、なし
・抵当権設定登記…2万円、5~10万円、なし
・住宅家屋証明…1,300円、1万円、なし
・不動産登記情報2通…なし、なし、794円
合計39~47万円となります。
ちなみに、親の土地に親の名義のまま家を建てる場合…
土地の所有権移転登記が必要ないので、
その分登記費用もやすくなり、30万円前後となります。
そして、農地を買って宅地に転用した場合は
登記や手続きのフルコースとなるので、
登記に関わる費用も50万円前後となります。
この登記に関わる手続きは、
自分で行うことで20万円ほど節約することができます。
しかし、法務局が平日しか開いていないこと、
必要書類をそろえることなど、
注意が必要なこともあります。
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