大工魂ブログ
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Y様地鎮祭

佐賀市に建築中のY様邸。地鎮祭を行いました!

地鎮祭(ぢちんさい)は土地の神様をしずめ、工事の安全を祈願する儀式で、かつては「とこしずめのまつり」と読まれ、土木・建築等にまつわる重要な行事として大切にされてきました。

起源は古く、西暦690年にはすでに地鎮祭が行われた記録があります。神社が行う神式が一般的ですが、仏教でも「地鎮法」「鎮宅法」「地祭り」といった名称で同じような儀式があります。

 

地鎮祭をやった方が良い理由

●近所の方との挨拶になる

地鎮祭を行うときは施工主と施工業者、現場監督などが集まるため、家を建ててくれる職人たちと顔合わせをすることができます。

また、近隣住民が地鎮祭を見に来ることもありますので、その場で簡単な挨拶をしておくとよいでしょう。新築挨拶で周らない範囲の人に挨拶をするよい機会となります。

また、地鎮祭のあとは自宅周辺の家を訪ねて着工前の挨拶をするのが一般的ですが、施工主と業者が同時に集まっているため、一緒に挨拶周りをしやすくなります。

●業者との信頼関係を築ける

地鎮祭を行うメリットもあります。それは施工会社や工事業者との信頼関係につながるという点です

家を建てる工事というのは文字通り命がけの仕事。現場で働く職人の中には、ゲンを担ぐことや縁起の良し悪しを大切にしている人も少なくありません。そんな人たちにとって工事中の安全を祈願する地鎮祭は、自分たちが気持ちよく仕事をするうえで、非常に重要な儀式です。

この点を踏まえて考えると、建て主が率先して地鎮祭を行うということは、「職人のみなさんの安全無事を祈っています」という意思表示になるのです。

もちろん地鎮祭を行っただけで関連業者との信頼関係が確立できるわけではありませんが、その土台を築く行事になることは確かでしょう。

 

 

収納たっぷりの平屋!出来上がるのが楽しみです🌈